中国の国家外貨管理局は、短期間に大量に動き回る投機的な資金である「ホットマネー」が、価格高騰の続く不動産市場に流れ込んでいるとする報告書をまとめたという。
「ホットマネー」は中国語で「熱銭」と呼ばれ、海外からの違法な投資資金とされている。
人民元の切り上げ再開を見込んだ違法資金「熱銭」の中国への流入は加速していると見られ、国家外貨管理局は取締りを強化する方針だ。
中国では原則そてい輸出などの経常取引に伴って国内に入ってきた外貨して人民元に替えることを認めていない。
しかし、実在しない貿易取引をねつ造するなどして、違法な手段で国内に持ち込まれる外貨は増えているという。
中国政府は、元相場の切り上げを再開すれば「熱銭(ホットマネー)」の流入は止まらなくなり、不動産バブルが制御不能になると懸念していることが、取締り強化の理由のようだ。
ソース:日本経済新聞(2010年5月29日)
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